数年前に比べると、生駒市での自転車修理が増えました。これはひとえに、電動アシスト自転車の普及によるものです。そして生駒市だけでなく、けいはんな丘陵にお住まいの方全般に言えることなのですが、坂道の多い地域だと、ﾌﾞﾚｰｷ部品の消耗に加え、ﾀｲﾔ･ﾁｪｰﾝ･ﾊﾞｯﾃﾘｰなどの部品消耗も早まります。

何故に？と思われるかもしれませんが、多く見られるのが、右ｸﾞﾘｯﾌﾟの変速ｷﾞﾔを『3』固定で、しかもﾊﾟﾜｰﾓｰﾄﾞを多用しているということです。

この『3段』ｷﾞﾔで走ることにより、ｽﾋﾟｰﾄﾞとﾊﾟﾜｰが得られる為、常に3速で走っている方がとても多いのです。

この状態だと、非常に部品への負荷がかかるため、最悪3段のｷﾞﾔが壊れてしまう修理になることもあります。

では、どのようにしたら良いのか？

というと、走り出しや、坂道の手前などで『1段』にしてやることで、部品へのﾀﾞﾒｰｼﾞが軽減されます。ﾍﾟﾀﾞﾙが早く回り過ぎてイヤだなという方も、せめて『2』で走り始めるだけでも効果はあります。

そして、ｽﾋﾟｰﾄﾞとﾊﾟﾜｰがもっと必要と感じた時に1⇒2⇒3という、車でいうMT車のようなｼﾌﾄﾁｪﾝｼﾞを心掛ければ、各部品を長持ちさせることが出きるのです。

信号待ちなどで止まったり、足を着いた時は必ずｷﾞﾔを軽くして待つ！ということを習慣付けてしまうと意外にｸｾ付くものですよ！