夜寒の候 大仏2号です。
いよいよ正倉院展が始まりましたね。
奈良市内は混雑必至、運転に気を付けましょう!
さてさて、忙しさにかまけてネタは山ほどあったにも係わらず、ブログをほったらかしにしておりました(;´・ω・)。
というわけで、季節外れの夏キャンのネタなど書くわけにもいかず・・結局工具ネタでもと。
で、ワタクシが使っているトルクレンチのお話でも。
メカ好き男子には面白いかもしれませんが、他の方はスルーですかな(-_-;)
↑の写真にあるものが、左から
3~10N・m用
1~20N・m用
10~135N・m用
20~200N・m用
といった具合です。
普段はシティやママサイクルの修理が中心なので、頻繁に使うというわけではありませんが、やはりカーボン素材などは適正トルクで締め付けないと心配ですよね。それにスポーツ車でなくても、トルク指定は結構されているものなのです。ローラーブレーキ取付けは25N・mとかね。
よく、「そんなの手トルク(感覚)で十分だ!」
なんて意見も耳にしますが、確かに納得はできます。
ワタクシもリーマン時代には日々トルクレンチを触り、いつも一定のトルクをかけ続け、メーターを見なくてもある程度のトルクは感触で判るようになってました。しかーし、それは常に同じような条件だからだと思います。
締め付けるナットやボルトは様々なサイズであったり、材質や精度が然違ったり、はたまた使用するレンチが違うなど、条件がバラバラの中でいつも一定のトルクを出すというのはやはり難しいもんです。それが手トルクで出せるとなると、もはや神の手ですな( ゚Д゚)
ただ、慣れてくると「あっ、なんかナメそうだ」っていうのは皆わかるようになるみたいですね(´;ω;`)ウッ…
というわけで、ワタクシはトルクレンチで適正トルクを測るという目的に加え、自分の力をこれだけ加えたらどれぐらいのトルクなのだろうか??という基準を見つける為にも使っております。
長くなりましたが、工具紹介です。
一番左のアイスツールズのトルクレンチ。
わりと最近出たばかりでワタクシの手持ち工具の中でも新人さんです。
メーカーは昔からあるLIFUという台湾の会社がブランド名を変えて出しているんじゃないでしょうか、たぶん。
値段もわりとリーズナブルで¥4000ぐらいでしょうか。
ビット仕様で、3の六角から25Tのトルクスのビットを本体に収納できるというところがなかなか便利。オカリナ型がこだわりだとかで。
3~10N・mなので工具箱に1つあれば便利ですね。
ただ校正はさすがに無理でしょうな。
左から2番目
これは以前にもブログで紹介した、PWTのデジタルトルクレンチ。
こちらも台湾メーカーですね。
これもビット仕様ですがアダプターを使えばもちろんソケットも使えます。
1~20N・m範囲ですが、表示は25N・mまで出ます。
今はもうちょっとカッチョよくなってしかも30N・mあたりまで測れるようになってるみたいですね。
メインでしたが、手軽さを考えたらアイスツールのばかり使ってしまいそ。
3番目・4番目のさらに高トルク用。
TONEのレンチ別体型。
写真はそれぞれを、ハブサン(3/8)・ニブイチ(1/2)のレンチに取り付けた状態です。
9.5mmのほうは10~135N・mなので自転車なら主に、
30N・m以上のような部品の箇所ですかね。スプロケットやBB、クランク、ペダル、後ハブナットあたりかと。
12.7mmのほうが20~200N・m
そもそもニブイチレンチは自転車整備では出番がないので、主にバイク・車用の趣味的な感じですかね(;^_^A
トルクレンチといえば、首折れ式のレンチ一体型が有名ではありますが、ワタクシがこれを選んでいる理由として、ラチェットを多用するので、お気に入りのレンチを使いたいというのが1つと、色んなレンチでどれぐらいのトルクがかかるのか知りたいというのが1つ。
なので、
アダプターを使えばこんな仕様にもなります。
シブイチとソケットの組み合わせとか。
まぁ使いませんけどね((´∀`*)
それと、ある程度の物を購入しておけば校正に出すことができるわけではありますが、そもそもずれているのか解らない・・・そんな時には
ガチョーンガチョーンと合体させて、20N・mに合わせてトルクをかけて・・・
全部が同時にビービーなればO.K!のように校正チェックなんてのもできたりするのですよ(*'ω'*)。
最近はカーボンまみれのロードレーサーに乗ってる人も増えてきたので、工具もここまでとは言いませんが、簡易タイプのICETOOLZのトルクレンチでもあるだけで、ホームメカニックが楽しくなると思います♪
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